国内FXでどれだけ頑張ってもレバレッジは25倍に制限されてしまったり、豪華なボーナスがないので思い切ったトレードができません。その点海外FXなら1,000倍を超えるようなレバレッジや、口座開設ボーナスや数百万円相当の入金ボーナスなど派手なボーナスを活用したトレードができるため、海外FXに移行したいと考える人も増えています。
とはいえ、海外FX業者は数多く存在し、選び方を間違えると詐欺まがいの業者にあたって自己資金を失ってしまう恐れもあります。
ここでは条件別におすすめ海外FX業者ベスト3を選定。「ボーナスが豪華な海外FX業者」「FX初心者におすすめのボーナス重視の海外FX業者」「口座開設ボーナスがある海外FX業者」「ボーナスよりも最大レバレッジを重視したい人におすすめの海外FX業者」「ボーナスよりもトレード環境を重視したい人向け海外FX業者」「安全性の高い海外FX業者」といった観点で選定した海外FX業者を紹介していきます。
ボーナスが豪華な海外FX業者3選
海外FXにおいてさまざまなボーナスが展開されていることは、多くのトレーダーの周知の事実です。ボーナスには「口座開設ボーナス」「入金ボーナス」「ロイヤルティプログラム」「お友達紹介」などがありますが、なかでも口座開設ボーナスと入金ボーナスがどれだけ豪華であるかは、はじめて口座開設をする際には重要なポイントとなります。近年口座開設ボーナスは減少の一途を辿り数えるほどの業者しか展開していません。そのため、複数業者のデ口座開設を考えている方はぜひ一つは口座開設ボーナスがある業者を選び、自己資金不要な状態でトレードを実施してみるのもよいでしょう。
またロイヤルティプログラムは多くの海外FX業者で展開されているポイントプログラム。トレードするだけで取引に活用できるクレジットに交換できたり現金がしたりすることができます。
第3位：「IS6FX」
IS6FXでは「新規口座開設ボーナス」「入金ボーナス」「お友達紹介プログラム」「IS6ポイント」などが展開されています。
ボーナス額自体はそれほど多くはないですが、多彩なボーナスがもらえる点は海外FX業者の中でも稀有な存在です。
新規口座開設ボーナスでは、時期によって3,000～13,000円のボーナスを獲得可能。入金ボーナスでは初回入金100％(上限60,000円)、2回目入金50%(上限100,000円)、3回目入金30%(上限200,000円)の3段階ボーナスが獲得できます。
新規口座開設は、IS6FXではじめて口座開設するトレーダーだけに付与されるボーナスのため、一度退会したのちに再度口座開設したり、すでに口座開設しているにもかかわらず別の口座タイプで口座開設した場合には付与されません。なおボーナス自体を出金することはできません。あくまでボーナスを活用して得た利益にのみが出金の対象となります。
またお友達紹介については1人紹介で最大5,000円が現金でプレゼント。紹介人数が増えれば増えるほどボーナス額は増えていきます。他にもIS6ポイントについては他社でいうロイヤルティプログラムと同期で、ホームにログインしたり取引を行うことでポイントが獲得できます。取引を多く行うほどボーナスが溜まり、溜まったボーナスでガチャを引くことができます(100ポイントで実行可能、はずれなし)。
第2位：「XM Trading」
XM TradingもIS6FX同様に「口座開設ボーナス」や「入金ボーナス」「友人紹介ボーナス」「ロイヤルティプログラム」が展開されている海外FX業者です。XM Tradingの口座開設ボーナスは13,000円となっていて、どの口座タイプで口座開設してもボーナスは受け取り可能です。
また入金ボーナスに関しては最大$500の100%入金ボーナスに加えて最大$10,000の20%入金ボーナスの合わせて最大$10,500のボーナスが用意されています。ただし、ここで気を付けたいのが最大＄10,500のボーナスを獲得するのにどれくらいの入金が必要かということです。入金ボーナスは当然自己資金の入金が必要となりますが、$53,500の入金をしてMAXの入金ボーナスを受け取れるわけです。この点を把握していないと思ったほどの入金ボーナスがもらえなかったと後悔してしまうことになりますので注意しましょう。
第1位：「FXGT」
ボーナスが豪華な海外FX業者の1位は「FXGT」です。口座開設ボーナスは15,000円、入金ボーナスは初回ウェルカムボーナスが100%、2回目入金ボーナスが50%、そのほかにも25％Unlimited Loyaltyボーナスが受け取れるなどバラエティーに富んでいます。
新規口座開設ボーナスは、ミニ/スタンダード+/Crypto Max口座開設のいずれかを開設後30日以内にアカウント認証を完了するとクレジットボーナスとして獲得できます。ただし、受け取りには2GTLot以上の取引要件を満たす条件がありますので、忘れずに取引を実行しましょう。
100%ウェルカムボーナスは最大80,000円が、2回目50%入金ボーナスは、最大15万円がもらえるボーナスです。ウェルカムボーナスは初回入金限り、2枚目入金ボーナスは2回目の入金時にのみもらえますので、そのタイミングでの入金を最大にするように調整が必要です。
また、25% Unlimited Loyaltyボーナスは無制限で受け取れる入金ボーナスです。eWalletからの資金移動、さらにはCrypto Max、ミニ、スタンダード＋取引口座への直接入金、または取引口座間の資金移動で、ボーナス上限の1,200,000円に達するまで25%のボーナスを受け取ることが可能です。なお、アクティブユーザー(過去30日以内に最低1回の取引)、Loyaltyボーナスを上限まで使い切ること、合計取引量40GTLotを達成していることが条件でボーナスをリセットでき、25%ボーナスを再度もらうことができます。
FX初心者におすすめのボーナス重視の海外FX業者3選
海外FX初心者にとって最初に利用する業者を決めることは、その後のトレードの方向を決めるほどの大事な行為です。国内FXでトレード経験がある人、海外FXからFXトレードをスタートさせる人によって選択基準は変わってくると思いますが、初心者はまず無難な業者を選ぶのが安心でしょう。
では無難な業者とは何か？それは知名度が高く、どんなランキングでも上位にいるようなFX業者です。やはり知名度があれば利用者も多いため、出回っている情報も多くなります。たとえば、口座開設方法やボーナス開催状況などがブログやSNS等で確認できれば、不安要素はなくなります。一方知名度があまり高くない業者を選んでしまえば出回っている情報もう少ないですし、何かトラブルが発生した場合に解決する手段が見つからず困り果ててしまうこともあるでしょう。さらにボーナスがない業者を選んでしまったり、ボーナス受け取り条件がハードな業者は選ばないほうがよいです。
第3位：「FXGT」
FXGTは2019年の設立となる海外FX業者。まだ歴史は5年ほどと浅いものの、仮想通貨取引所も併せ持つハイブリッド型取引所として人気を博しています。そんなFXGTが初心者におすすめな理由、それはボーナスが豪華な点にあります。口座開設ボーナスが15,000円と海外FXの中では断トツである点が大きいでしょう。それ以外にも100%ウェルカムボーナス、2回目入金ボーナスなども展開。自己資金が少ない初心者の人、あまり積極的な投資をはじめからしたくない人にはおすすめです。
第2位：「BigBoss」
BigBossも初心者向けの海外FX業者。格闘家のボブサップがアンバサダーとしてプロモーションを行っており、日本人にも人気の業者のひとつです。日本語対応にも定評があるため初心者でも安心してスタートできます。
BigBossがおすすめな理由としては、「最大レバレッジは2,222倍(デラックス口座の場合)」「最大$13,700の入金ボーナス」「公式ブログを読めばさまざまな悩みが解決できる」「ベストFXブローカー賞をはじめとして数々の受賞歴」「極狭スプレッド」などがあります。入金ボーナスが$13,700というのは海外FXの中でも比較的上位に位置しています。もちろんボーナス獲得には条件を満たす必要はありますが、資金的に余裕がある人であればぜひ口座開設しておきたい業者のひとつです。
第1位：「XM Trading」
XM Tradingは2009年から運営をスタートしており15年の実績を持つ海外FX業者。いろいろな海外FX業者ランキングでもほとんどでベスト3にランキングしており、海外FXを行っているトレーダーで知らない人はいないと思います。
XM Tradingがおすすめな理由としては、「口座開設ボーナスがある」「入金ボーナスが最大＄10,500もらえる」「口座タイプが4つあり、自身のトレードスタイルにあった口座でトレード可能」「日本語サポートが充実」などが挙げられます。
特に口座開設ボーナスが獲得できるので、自己資金がなくてもリアル口座で取引可能。海外FXでハイレバレッジなトレードをするとどうなるのかをすぐに身をもって体験することができるのは大きな魅力です。
口座開設ボーナスがある海外FX業者3選
口座開設ボーナスがある海外FX業者は限定されており、見つけたら絶対に口座開設しておくべきです。口座開設ボーナスだけで自己資金を投入することなくトレードを行うことができるため、右も左もわからない初心者トレーダーはもちろん、熟練トレーダーも使用感を把握するのに大変便利です。
第3位：「IS6FX」
IS6FXは3,000円の口座開設ボーナスがもらえる海外FX業者です。3,000円とはいえ、無料で海外FXトレードを体験するには十分すぎるボーナス。たまに10,000円プラスされた13,000円の口座開設ボーナスに期間限定でアップグレードすることがあります。
なお口座開設ボーナスは、FXまたは貴金属で10分以上の取引を2lot以上行わないと出金が行えないという条件があります。ボーナス自体は出金できませんがボーナスを利用して得た利益は出金可能です。
第2位：「FXGT」
FXGTの口座開設ボーナスは通常15,000円でたまに期間限定で20,000円のボーナスになったりすることがあります。口座開設ボーナスの受け取り方は、これまでFXGTに未入金であることを条件として新規登録を行ったのち、30日以内にアカウント認証を完成させます。
ただし開設可能な口座は決まっており、ミニ口座、スタンダード＋口座、Crypto Max口座で口座開設した場合にのみボーナスが付与されます。また、FXGTの場合取引で獲得した利益を出金するためには、2GTLot(200,000USD)以上の取引要件を満たす必要があります。
第1位：「XM Trading」
XM Tradingの口座開設ボーナスは、受け取り条件が非常にゆるく、誰もがすぐにボーナスを獲得できます。まずはXM Tradingでリアス口座開設を行い、メール送信されたログイン情報を使って会員ページにログインします。その際には本人確認書類を提出し口座認証を行っておくことが必要です。手順に沿ってボーナスを請求すれば完了となります。
全口座タイプでもらうことのできるボーナスではありますが、口座開設から30日以内にボーナス請求を行わないとボーナスが執行してしまいますので注意しましょう。ちなみに、口座開設そのものは出金ができません。
ボーナスよりも最大レバレッジを重視したい人におすすめの海外FX業者3選
海外FXの魅力は豪華ボーナス以外にも高いレバレッジも忘れてはなりません。海外FXのレバレッジは1,000倍を超えるものも多く、少額の資金しか持ち得てないトレーダーでもハイレバレッジなトレードによって大きな利益を獲得できるチャンスがあります。またボーナスを活用することによって資金効率よくトレードできるといった利点もあります。
ただし、ハイレバレッジトレードはハイリターンが見込めるとはいえ当然ながらハイリスクでもあります。少しの値動きでも証拠金維持率を保てなくなり、強制ロスカットされてしまう危険性もあります。その点は注意が必要です。
第3位：「TradersTrust」
TradersTrustは2001年から運用を開始し20年以上の実績を持つ海外FX業者です。XM TradingやFXGT、BigBossなどに比べると知名度が下がりますが、このTradersTrustは最大3,000倍のレバレッジ(ダイナミックレバレッジ)でのトレードが可能。クラシック口座、プロ口座、VIP口座のいずれの口座においても最大レバレッジ3,000倍で取引できます。
ダイナミックレバレッジとは、保有するポジションに応じてレバレッジ制限がかかるタイプのレバレッジで、取引量が大きくなるにつれて最大レバレッジが低くなり、逆に取引量が少ないと最大レバレッジは高くなります。
なお、TradersTrustでダイナミックレバレッジとなるのはMT4のみです。
第2位：「BigBoss」
これまでBigBossには「スタンダード口座」「プロスプレッド口座」「CRYPTOS口座(暗号通貨取引所口座)」がありましたが、2024年に入り新しく「デラックス口座」が誕生し最大レバレッジ2,222倍での取引を可能としています。
デラックス口座の特徴ですが、最大$13,700の入金ボーナスがもらえる上、強化アイテムの購入によりロスカット水準は0％に引き下げることが可能であるなど、カスタマイズ性の高い口座となっています。なおレバレッジが2,222倍になるのは口座残高が$10,000以下のも場合であること、また対象銘柄がForex Major, Forex Minor, CFD Metalに限定されていますので、口座残高および対象銘柄については注意が必要です。
なお、BigBossはデラックス口座以外の口座でも1,111倍のレバレッジをかけたトレードが可能。他社と比べても見劣りすることがない高いレバレッジで自己資金を増やしていくチャンスが広がる海外FX業者であると言えます。
第1位：「exness」
exnessは2008年にロシアで創設された海外FX業者で、15年以上の運用実績を持ちます。日本ではあまり知られていませんでしたが、日本向けサービスが2020年にスタート、無制限レバレッジという触れ込みは、最大レバレッジが1,000倍程の海外FXの中では破格の数字であるため、ハイレバレッジトレードを主戦場とするトレーダーに好まれています。また、ロスカット水準は0%となっており、ぎりぎりまで勝負できる点も魅力。ハイレバレッジでありロスカット水準0となれば、ある程度の資金力のあるトレーダーにとってはぜひ勝負したくなる業者だと言えるでしょう。
exnessではボーナスは一切行われていないものの、スプレッドが狭いことやグループ全体で金融ライセンスを複数持っているなど、快適なトレード環境に力を入れている業者です。
ただし注意点としては、無制限レバレッジを利用するためには、「合計5ロット以上の取引および10回以上の取引を行うこと」「口座残高を$1,000未満としておくこと」といった制限があります。また重要な経済指標発表前後はレバレッジが制限されることもありますので、取引タイミングには注意を払いましょう。
ボーナスよりもトレード環境を重視したい人向けの海外FX業者3選
海外FXの中上級ともなると自身のトレード戦略を確立している人も多いと思います。たとえば、投資のプロが行うトレード手法にはスキャルピングトレードがあります。このスキャルピングトレードを実行するには、スリッページが起こらない高いテクノロジーを用いた環境下でトレードできることは必須です。またスプレッドが狭いことも条件のひとつとなります。つまり、投資のプロが使用したい業者とは、トレード環境構築に力を入れている業者であることは伺い知れます。
このような業者はボーナスに積極的ではありませんが、トレード環境が充実しているためトレードスキルは高まりますし、何よりスリッページが少なく理想のトレードを実現できる環境が用意されています。
第3位：「exness」
exnessはボーナスこそありませんが、業界最狭レベルのスプレッド、出金拒否の噂がほとんどなくい海外FX業者です。口座タイプによって約定力に違いがあるとは言われていますが、全般的に約定力の高い業者として知られています。
プロ口座であればスプレッドが狭く、スキャルピングトレードに最適です。
第2位：「AXIORY」
AXIORYは業界トップクラスの0.0pipsからのスプレッド、手数料無料(スタンダード口座)、約定率99.9%と狭いスリッページを誇る海外FX業者です。世界最大金融インフラであるエクイニクス社コロケーションセンターに取引プラットフォームを設定、MetaTrader、cTrader双方のプラットフォーム技術を最大限に生かせる取引環境を提供してくれます。ボーナスは不定期で開催されるレベルですが、その分のコストは環境構築に回っているとみていいでしょう。
AXIORYは信頼度や安全性が高いだけでなく日本語サポートもしっかりされているため、安心感を得たいトレーダーにおすすめ。マックス口座は最大レバレッジ1,000倍となっていますが、それ以外の口座はレバレッジが400倍(アルファ口座は1倍)と低いため、高いレバレッジでのスキャルピングトレードを目指すならマックス口座一択です。
第1位：「TITAN FX」
TITAN FXは、最狭スプレッドかつリクオートなし、完全ECN約定、取引透明性、最新取引プラットフォームなどのハイテクノロジーを駆使した取引環境を提供する海外FX業者。
最先端技術Zero Pointテクノロジーは、Zero Point 自動スプレッド最小化システム（ZP-ASM)、ダイナミック・リクイディティ・アグリゲーション（ZP-DLA）、光速度による約定スピード最適化機能（ZP-OEO）の3つの技術によって、ゼロに近いスプレッド、レイテンシーに近づけます。
TITAN FXはスキャルピングトレードやデイトレード向きの業者であると言われており、スキルも経験もある中上級トレーダーと相性がよい点がプロ向き仕様となっています。ボーナスについては積極的ではなく不定期で入金ボーナス等がたまに行われます。
安全性の高い海外FX業者3選
なぜ海外FXでは豪華なボーナスが行われるのでしょうか？それは日本居住者向けにはあえて取得難易度の低い金融ライセンスで展開を行い、日本の金融庁に目を付けられないためです。国内FXでは25倍のレバレッジ制限や豪華なボーナス展開不可が既定路線ですが海外FXではそんなことがありません。だからといって安全ではないかというと決してそうではありません。
安全性の高い海外FX業者を見つけるには、「金融ライセンスを保有していること」「取得難易度の高い金融ライセンスを保有していること」に注目することです。金融ライセンスとは、FXサービスを提供するために必要な特定の許可または認可を指します。金融ライセンスは、FX業者が顧客の資金を適切に管理し、公正かつ透明な取引環境を提供するためのものであり、各国の法律や規制の遵守を保証する重要な役割を果たしていますので、業者を選ぶ際には適切なライセンスを持っていることを確認することが重要です。
なかでも取得難易度の高い金融ライセンスを保有している海外FX業者の安全性は非常に高いものと言えます。たとえば、英国金融行動監視機構（FCA）、キプロス証券取引委員会（CySEC）、全米先物協会(NFA)、オーストラリア証券投資委員会(ASIC)といった金融ライセンスを保有している海外FX業者は安全です。しかし注意点として、これらの金融ライセンスを保有しているところでも、日本居住者向けに営業する際にはグループ会社を使ってグレードの低い金融ライセンスで展開されていることがあります。そのため、金融ライセンスの有無を確認する際には、グループ会社全体まで見渡したうえで、その業者の安全性を確かめるようにしましょう。
それ以外にも「信託保全」「分別管理」の有無なども安全性を図るうえでは重要な指標となります。
信託保全とは分別管理とよく比較されますが、信託保全は顧客から預かった資金を業者自身の資金とは別の信託銀行に預けます。これによってFX業者が破綻した場合でも、顧客資金は信託銀行によって管理されているため、安全に保護されるメリットがあります。信託保全により、顧客資金は業者の運営資金とは完全に分離され、信託銀行がそれを管理することで、業者の倒産リスクから顧客資金を守ってくれるものです。
一方で分別管理は、業者が顧客から預かった資金を業者自身の資金とは別の口座に保管します。分別管理された資金は、業者の運用資金として使用されることは禁じられており、顧客資金と業者の運用資金とが混在することを防ぎます。分別管理も業者の破綻時に顧客の資金が業者の負債に充てられることを防ぐ役割を果たすものの、信託保全と比較すると、信託銀行のような第三者機関による追加の保護がありません。よって、信託保全のほうが分別管理よりも資金の安全性については高いと言えます。
第3位：「AXIORY」
AXIORYが保有する金融ライセンスは、ベリーズ国際金融サービス委員会(FSC)と取得難易度はあまり高くはありませんが、信託保全を行っている海外FX業者であることが評価を上げています。ただし、海外FXの多くは分別管理は行っているものの、信託保全は行っていません。そんな中、AXIORYは信託保全を行っている数少ない業者となっています。
その半面ボーナスに関しては安全性に反比例してあまり積極的に行われていません。3か月に1度程度入金ボーナスがあることは確認されています。昨年まではボーナスにクッション機能がありませんでしたが、2024年に開催されたボーナスではクッション機能があることが判明し、今後のボーナス展開に期待が持たれています。
第2位：「HFM」
HFMも安全性の高い業者として知られている海外FX業者で6種類の金融ライセンスをグループで保有しています。セントビンセント・グレナディーン諸島金融サービス庁(SVGFSA)、英国金融行為規制機構(FCA)、ドバイ金融サービス機構（DFSA）、南アフリカ金融サービス委員会(FSCA)、セーシェル金融サービス機構(FSA)、ケニア資本市場庁 (CMA)がHFMがグループ全体で保有する金融ライセンスですが、英国金融行為規制機構の金融ライセンスを保有しているだけでグループ全体の信頼性の高さを証明しているといっても過言ではありません。
また、HFMでは第三者に対する債務に関し、 500万ユーロを上限とした民事賠償保険制度に加盟して保護対策を行っています。誤謬、脱漏、過失、詐欺など金銭的損失につながるさまざまなリスクをカバーする業界でも有数の補償内容となっています。
ボーナスに関しては入金ボーナスが行われていますが、20%(最大670,000円)と上限までのボーナスを受け取るには335万円の入金が必要になるなどハードルは高いものの、クリアできるようならかなり大きなボーナスが手に入ります。
第1位：「exness」
無制限レバレッジのexnessは、グループ会社を含めると「セーシェル共和国金融庁（FSA）」、「英国金融行動監視機構 (FCA)」、「キプロス証券取引委員会（CySEC）」、「英領バージン諸島金融サービス委員会 (BVI FSC)」、「キュラソーおよびシント・マールテン中央銀行 (CBCS)」、「モーリシャス金融サービス委員会 (FSC)」、「南アフリカ金融業界行為監督機構(FSCA)」、「ケニア資本市場庁 (CMA)」と8つの金融ライセンスを保有している海外FX業者です。なかでも、英国金融行動監視機構やキプロス証券取引委員会の金融ライセンスは取得難易度が高いことでも有名なため、exnessが非常に安全性の高いFX業者であることが伺い知れます。また、世界四大会計事務所のデロイト・トウシュ・トーマツによる定期監査が行われており、厳格に自己資本比率が監査されている高い安全性が特徴です。
ボーナスは一切行われていませんが、とにかく安全な業者でトレードしたいならexnessをおいてほかにありません。